保育士さんの面接でよくある質問と回答例
- 2017-11-3
- 転職マニュアル
初めての転職は、分らないことがたくさんありますよね。
特に、面接ではどのようなことを聞かれるのだろうと不安になる方が多いです。
もちろん園によって違いがありますが、基本的な質問にそう大差はありません。
よくある質問とそれらの回答例をまとめてみましたので、面接対策の参考にしてください^^
よくある質問と回答例
『自己紹介をしてください』
→質問とは少し異なりますが、自己紹介はどんな面接でもまず始めに求められることです。
転職に至るまでの経緯や経歴を述べながら、自分の短所や長所も混ぜ込んでいきましょう。
短所を述べた後は、必ずひっくり返して前向きな言葉にすることが大切です。
また、具体的なエピソードを交えると、あなたの人柄がより分かってもらえます。
回答例
「私は定員○名の認可保育園にて○年勤務してきました。そこでは○歳児クラスを担任しておりました。周囲の人からは私がいると場が明るくなると言われることが多く、自分でもいつも前向きなところが長所だと思っております。短所はそそっかしいところがあるところですが、仕事中は確認を繰り返し、ミスがないように気をつけております。」
【なぜ当園に応募したのですか?】
→何かしら事情があったり、不満があったからこそ、みなさん転職を決意されたのでしょう。
しかし、応募理由はそこから一歩踏み込んで、その園だからこそ応募したということを述べる必要があります。
その為にも、事前に園のホームページをみてしっかりと調べておきましょう。
それらをもとに、園の特徴や方針と、自分の目指す保育が合っていることをアピールすることが大切です。
また、あなたを採用することで、園にとってどのようなメリットがあるのかということについても触れられると良いですね。
回答例
「以前勤めていた保育園は定員数の多い大型保育園で、子どもたち一人ひとりのペースに合わせた関わりをもてないことに葛藤がありました。
そのような中で、貴園の保育方針をホームページにて拝見しました。
少人数ならではの強みを生かした家庭的な雰囲気の中での保育に大変魅力を感じ、私が目指している子どもたちに寄り添った関わりが持てると思い応募致しました。
大型園で身につけた雑務を素早く片付ける能力を活かし、子どもたちと関われる時間を少しでも多く作り出します。」
【結婚、出産をしたら仕事はどうするつもりですか?】
→女性の職場ですので、現在、結婚や出産の予定がないかと面接で確認されることは多々あります。
園側としてはやはり長く勤めてくれる人を求めているので、結婚したら退職をしようと思っていたとしても、「家庭と仕事の両立を目指しています」と答えるのが無難でしょう。
妊娠、出産に関しても同様です。
例え新婚であっても「妊活中です」、「子どもがすぐにほしいです」、など、早期の妊娠の意思があることを話すのは面接で不利になってしまうので気をつけましょう。
妊娠の意思があるということは、一年以内に産休、育休の取得を考えているということです。
子育てに寛容な園であっても、面接の段階で一年間担任を任せられない先生はあまり好ましく思われません。
正社員の場合は「すぐにではありませんが、将来的には子どもがほしいと考えております」など、一年以上の勤務意思があることを示すことが重要です。
「今すぐの結婚の予定はございませんが、経験のある職員が長く働き続けることが何よりも大切なことだと思いますので、結婚後も働き続けたいと思っております。その点で、貴園は産休育休の取得実績があり、復帰後も時短制度などで職員の働きやすさに配慮されている点に大変魅力を感じました。」
まとめ
少しネットで検索をすれば、このような質問の回答例はいくらでも出てきます。しかし、これを丸暗記しただけでは、それを面接官には見抜かれてしまいます。回答例を参考にしながらも、必ずあなたの想いを形にしましょう。緊張した時も丸暗記しただけの言葉は飛んでしまうことがありますが、自分の言葉ならすっと出てきたりします。きれいにまとまってなくても良いので、あなたのまっすぐな気持ちを言葉にして伝えてくださいね。誠実な思いは必ず相手に伝わりますよ。