今、大人気の病棟保育士!!その魅力と転職するコツは?
- 2017-10-23
- 転職マニュアル
保育士と一言で言っても、今や活躍の場は保育園だけには留まりません。
ドラマでも取り上げられ、注目が高まっている“病棟保育士”をご存じですか?
最近になって保育園での勤務から病棟勤務への転職を希望する保育士さんが急増しています。今回はそんな病棟保育士の魅力と、上手に転職する方法をお伝えします!
ずばり、病棟保育士とは?
病院に入院している患者さんは、大人だけでなく、子どももたくさんいます。
病棟保育士は文字の通り、病院内にある小児病棟で勤務する保育士です。医師、看護師と連携して、 闘病中の子どもたちの心身のケアにあたります。病気になるのはとても辛いことです。
みなさんも体調を崩した時に心細くなった経験はありませんか?
病棟保育士は子どもたちの揺れ動く心に寄り添い、入院生活によって生じる辛さを和らげながら、安心して治療に励めるように近くで支えます。
具体的にどのようなことをするの?
業務内容は次のようなものになります。
・食事、排泄、睡眠の介助
・睡眠の促しや付き添い
・それぞれの病状に合わせた保育活動
・家族支援
・医師や看護師との連携 などなど。
保育園での業務と似ているところもありますが、入院している子どもたちのサポートとなると、業務内容はさらに多岐にわたり、専門性も求められます。他の患者の医療的ケアを必要とする医師や看護師では、一人ひとりへの心に寄り添った関わりはもてません。そこで活躍するのが病棟保育士です。
子どもたちが闘病の辛さを忘れてリラックスして過ごせるように配慮しながら、それぞれの病状に合わせた関わりを持ちます。また、病気になって不安になるのは子どもたちだけでなく、保護者も同様です。子どもたちにその不安をみせられない分、抱え込んでしまう親もたくさんいます。家族支援も病棟保育士に求められる大切な役割と言えます。
病棟保育士のやりがい
病棟保育士として勤務するとそれぞれに合わせたサポートが求められるので、保育園で働く以上に一人ひとりの子どもたちと深く関わりをもつことになります。
だからこそ、病状が回復して退院するときの感動はひとしおです。また、普通の生活とは全く違う入院生活は、子どもたちを社会から孤立させてしまいます。退院後の生活がスムーズなものとなるように、病棟保育士は社会と子どもたちの架け橋となることが求められます。今流行っているものをチェックして、それらを普段の遊びに取り入れるなど、日頃からアンテナを張っておく必要があります。
中には病状が重い子どもとの関わりがあり、心を揺さぶられることもありますが、社会的意義を感じられるとてもやりがいのある仕事です。
病棟保育士を取り巻く現状
病棟保育士として働くのに、一般的に必要とされるのは保育士資格。
しかし、実際に働くには保育知識だけでなく、医療知識も必要となります。
関連する資格が取得できるようになり、学びの場は増えつつありますが、その地位は未だに確立されたものとは言えず、病棟保育士を配置する病院は多くありません。
さらに、少子化から小児科を有する病院が減ってきているので、転職のハードルはますます高くなっていくことが予想されます。
上手に転職するコツ
このように大人気の求人ですので、世の中に情報が出回る前に空きがなくなってしまうということが少なくありません。だからこそおすすめしたいのが、保育士さんの転職支援サイト保育Rです。
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まとめ
病棟保育士として働くには、数年の保育経験が求められます。
なかなか求人がなくて焦る気持ちが生まれると思いますが、今のうちに経験を積んで勉強をしておくことが何よりも近道となるかもしれません。
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