認定こども園実施に伴い、保育教諭の資格取得支援補助が強化


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佐賀県では今月20日、9月補正予算案の調整会議が開催されました。そしてその中で、幼保連携型認定こども園の「保育教諭」の確保に向けた資格取得支援補助に2790万円を要求しました。
今回はこの「保育教諭」についてまとめてみました。

保育教諭とは

あまり聞きなれない言葉である保育教諭とは、簡単に言うと幼稚園教諭免許を持っていて、保育士の資格も持っている方を言います。
平成27年度から子ども・子育て支援新制度が導入されるのと同時に「幼保連携型認定こども園」の改正法が施行されるため、単一の施設として設置・運営されます。この幼保連携型認定こども園で働くためには保育教諭であることが前提条件です。

幼保連携型認定こども園について

認定こども園法の一部を改正する法律によって生まれた、学校教育と保育・家庭における養育支援を一体的に提供する総合施設を「幼保連携型認定こども園」と言います。
保育所と幼稚園を合わせたこの施設は、少子化の進行や育児サービスの多様化に伴って生じている幼稚園・保育所の抱える問題点を解決するべく政府が打ち出した制度です。

保護者の就労の有無にかかわらず0歳から~就学前の全ての子どもが利用可能になる点や、子どもが通園していなくても育児相談などの子育て支援が受けられるなどが主なメリットです。
既存の幼稚園施設を活用する為、待機児童の解消にも期待が持てる制度となっています。

幼稚園教諭免許状を有する者における保育士資格取得特例|厚生労働省:
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/kodomo_kosodate/hoiku/tokurei.html

保育教諭確保へ支援など要求 県9月補正調整会議|佐賀新聞 電子版:
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/96049


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